ヴィンテージチェアの買取について(北欧、USAなど)
2021年7月27日
「ヴィンテージチェアの買取について」
ヴィンテージの定義には諸説ありますが、今回は当店で多く買取している、
1960年代~のヴィンテージチェアの買取のポイントについてお話しします。
これは北欧ミッドセンチュリーの代表作家であるKai Kristiansen (カイ・クリスチャンセン)による、
No.42 アームチェアです。
Schou Andersen(スコウ・アンデルセン)社製で、
発売当時は何種類かの樹種で販売されており、
これはローズウッドの革張りのモデルです。
アームの部分が非常に特徴的なチェアです。
最も重要なメーカー名など刻印ですがこれには見当たりません。
しかし、このチェアは当時のメーカーと、
現在復刻が許されている宮崎椅子のみが製造していますので、
これは当時のスコウ・アンデルセンのものだと分かります。
次にコンディションですが、このチェアは背もたれが可動しますので、
その箇所に不具合が無いか、
また、ぐらつきやパーツのゆるみが無いかがポイントです。
一番目立つ座面のコンディションは悪い場合は査定が大きく変わりますので、
もし、メンテナンス用のクリームなどがあれば、
あらかじめお手入れをされていたほうが査定UPにつながりますよ。