チャールズ & レイ・イームズ(Eames)高価買取

イームズと聞くと椅子の名前と思う人も多いと思いますが、実はデザイナーのチャールズ&レイ・イームズ夫妻のラストネーム(=苗字)からきています。インテリア業界ではイームズをデザイナー名として使うことよりも、彼らがデザインした家具そのものを指すことが多いです。イームズが世界に生み出したデザイン家具の大半は椅子でした。その中でもシェルチェアが最も代名詞とされています。

イームズは1950年代(ミッドセンチュリー期)、アメリカのオフィス家具メーカーであるハーマンミラーからのオファーにより、数多くの家具をデザインしました。当時では最先端技術を使用したデザインでしたが、現代のようにコンピューターによるデザインではなく、手や体でシルエットを確かめ、オーガニックと形容される優しいシルエットに仕上がっている椅子が多く、大きな話題となりました。
この時代に登場した家具をミッドセンチュリーという言葉で括られるようになったのは何十年も後の事です。

1950年代、半世紀以上も前にデザインされた椅子は、今でもインテリアシーンに度々登場します。ミッドセンチュリーなインテリアと言えば、色のメリハリが際立ち、ブラウンやブラックといったダークカラーと、オレンジやレッド、イエローなどの暖色が効果的に使われているのが特徴的です。イームズの椅子がデザインされた時代もまさにそのようなインテリアがトレンドでした。

1990年代後半に入り、日本でもイームズの椅子が爆発的に知名度を上げ始めました。
きっかけは雑誌。まだインターネットがない時代の情報源は雑誌であり、雑誌に登場する見たことがないものにはみんなが興味を持ち、足を使って実物を探す時代でした。
当時は木の椅子がいわゆる普遍的な「椅子」であったため、イームズのデザインは奇抜そのものでした。現代ではイームズチェアのあるシーンが珍しくなったため、誰もが気軽に選べる存在になりました。

ソファやテーブルなど大型家具は機能性重視で、なかなか冒険できない。そんなインテリアの遊び心を満たしてくれるのがアームシェルロッキング。仲のいい友達が訪ねてきたら、最初に座る椅子は決まってこの椅子。おしゃれな部屋でよく見かけるちょっと自慢したくなるデザインです!

イームズチェアにはさまざまな種類があり「DSW」「DAW」など、デザインの違いに合わせてアルファベットで区分されています。それらを大きく分けると「イームズシェルサイドチェア」「イームズシェルアームチェア」「イームズワイヤーチェア」の3つに分けられます。

材質の違いによる分類のほか、脚部の素材やデザインによってもそれぞれ分類されているので、ぜひご参考までに。
adoorではイームズの商品を多く高価買取しています。

イームズの家具の売却をお考えの際は、ぜひご相談ください

 

チャールズ & レイ・イームズ(Eames)の買取実績