整理箪笥■欅 民芸家具買取専門【アドア東京】世田谷区・渋谷区・港区・目黒区
2021年7月27日
品名:【整理箪笥】四段
サイズ(約): 幅/120cm 奥行き/44.5cm 高さ/89cm
内容:本体、鍵
○鉄金具で装飾された最高級の四段整理箪笥です。
芸箪笥とはそれぞれの地方で独自に作られた歴史と文化の中で生まれたもので、その地方独特の趣があり、今もなお作り続けられています。重厚な金具と欅の木目を透かす木地呂塗りが特徴の「仙台民芸箪笥」や「南部箪笥」、「岩屋堂箪笥」などが有名です。
伊達藩の下級武士が内職仕事としてつくった武家用の箪笥がはじまりとされ、刀を納める「刀箪笥」や、証文をしまう「門箪笥」、「階段箪笥」など、幕末から明治にかけての暮らしがデザインにそのまま残っているのも魅力です。
主な民芸箪笥
仙台民藝箪笥(宮城県)
仙台は16世紀、伊達政宗公により城下町を築き上げた日本でも有名な都市で、政宗の時代から多くの伝統工芸が伝えられ、仙台箪笥はその中でも代表の一つです。仙台箪笥は江戸時代に仙台藩の武士の内職として始まり、刀や衣類などの収納として使用されてきました。明治、大正期が最盛期となり、現在のデザインが定着。表面材は欅を主体に漆塗りで仕上げ、牡丹模様の唐草金具で装飾されているのが特徴です。
南部箪笥(岩手県)
四国四県の面積に匹敵する広さをもつ岩手県は、優良材の産出量は国内トップクラスで、平安末期、平泉に栄えた奥州藤原氏の文化の影響により、旧南部藩、伊達藩全土に普及しました。幕末までは岩手県盛岡市以北と青森県南部、秋田県北部地域周辺が南部藩といわれ、みちのく800年の地方文化と歴史をもつ「南部箪笥」が発展してきました。
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