デザイン家具買取 yamagiwa(ヤマギワ) S7263 TALIESIN2(タリアセン2) フロアスタンドランプ-アドア東京-
2021年7月27日
タリアセン
アメリカを代表する建築家「フランクロイドライト」が1933年、ヒルサイド・ホーム・スクール(1902年)の体育館を劇場に改装した際に設計したペンダント照明が原型となり誕生しました。
タリアセンの形状を改めて見てみると、大きな特徴として90度の角度をつけて連なる四角いブロックで構成されています。こちらの「タリアセン2」は数えて10個のボックスから形成され、この木製のブロックの中に電球が格納され、上下は塞がれずに空いてます。電球の光は遮光板にあたり、グレア(まぶしさ)のないやわらいだ光になり空間を柔らかく照らしてくれます。
よりあたたかな光とするためにフランクロイドライトは、遮光板をガラスではなく木で作ることにこだわりました。この遮光板を持つタリアセンは、ブロックの上か下かどちらかを選んで遮光板を取り付けることができます。この上下の差だけで、演出される光、佇まいが変ります。
照明の役割とは夜間に光を灯すこと、逆を言えば1日の半分は点灯されません。光を発しない日中の姿も美しくと、フランクロイドライトがデザインしたのがタリアセン。照明器具というよりもアート・ピースのようです。
1940年に設立されたフランク・ロイド・ライト財団では、膨大な図面などの資料をアーカイブとして保存、管理し、ライトの建築理念を後世に伝える活動を行なっています。そのうちのひとつが、ライトがデザインした家具やテーブルウェア、テキスタイルなどを現代によみがえらせるというプロジェクト。ライセンスはみだりに発行せず、厳正かつ極秘に調査した上で、1分野の復刻権利は1社のみに限られていました。
こちら「タリアセン」の復刻ライセンスを取得したのは、日本の照明メーカー「ヤマギワ/YAMAGIWA」でした。ヤマギワに白羽の矢が立ったのは、単に電球だけ作ればいいというわけではなく、ライトがデザインした照明には、ガラス・金属・木材など複数の素材が使われている為、これらを扱えるノウハウを自社で持っている事と曲木の技術にも優れていたことがライト財団に高く評価され復刻ライセンス取得に至ったそうです。
アドア東京ではタリアセンの買取を行っております。
お気軽にお問合せください!
タリアセンの買取はアドア東京へお任せ下さい!
東京都世田谷区上用賀6-26-7 永井ビル1F
☎ 0120-531-017 (9:30-18:30)
✉ info@adoor.jp